スポンサードリンク
こんな不動産を取得したらただの負債です
>サラリーマン大家 不動産投資体験コラム トップへ戻る
先日、税理士さんとお話をしました。税理士さんの抱えている顧客の話題になりました。
農家で、土地持ちの方がうらやましいと言ったら、『農家の顧客もいます』という話に。
よくある世間話です。
すると、『●●あたりの農家さんはいいですが、▲▲あたりの農家さんは厳しいようです。』
ということでした。
なぜだか疑問に思ったので聞いてみると、こんな答えが。
▲▲の地域の農家さんで、土地を相続された方の話をしてくれました。
ある農家の方が無くなり、息子さんが土地を相続されました。
その地域は、田畑が広がるのどかな町です。
でも、どちらかというと栄えていない田舎な地域です。
だから、収益物件を建築しても収支が合わない『使えない土地』なのです。
あまり駅力の無い小さな駅からさえも遠い、人気のない土地・・・
この辺りでは、空き家問題も深刻です。賃貸アパートなんて借りなくても安い空き家だらけ・・・
こんな地域では、土地活用は困難です。
賃貸物件をするにしても、駐車場をするにしても需要がありません。
それでも、毎年のように支払わなければならないのが、、、、、、、
『固定資産税』です!
結構な額ですから、大変です。国には逆らえません。一生支払い続けるのです。
何も活用していない土地に対してですから、厳しいですよね・・・
じゃぁ、売っちゃえばいいのでは?と思うかもしれませんが、誰も買いません。
こんな『負債』を買う人はいないからです。
■この話からの教訓
今回の話から、不動産投資で考えさせられる教訓があります。
不動産投資をするということは、『不動産を取得する』ということになります。
買い手のいない、土地活用の方法がない不動産を取得してしまうと、、、、
短期的にはインカムゲインを得られたとしても、出口で失敗してしまい、それから先、永遠に『負債』となってしまうかもしれません。そんなリスクも考えて、不動産を取得するかどうかを検討していかなくてはなりません。
>サラリーマン大家 不動産投資体験コラム トップへ戻る
HOME-サラリーマン不動産投資入門